2013年04月14日
パートの薬剤師と管理薬剤師と。
薬剤師の仕事は、パートでも十分に活躍する事ができます。その証拠に、求人サイトやハローワークなどを見ても、薬剤師の募集は正社員だけでなくパートやアルバイトでも行われているのです。時給の相場としては、経験や地域にもよりますが、首都圏などでは2,500円程度から2,800円程度になる事が多いようです。
ご存知の通り、薬剤師は女性が大多数を占めるという職業です。つまり、結婚や出産といった出来事によって、退職してしまう事が多いとも言えるのです。しかし、薬剤師という非常に有望な資格を取得している彼女たちは、育児が一段落すると、薬剤師として復帰しようと考える事が多いのです。それは、短時間や週3日などといった、比較的少ない働き方でも多くの収入を得る事がでいるからなのです。例えば時給800円のパートの仕事を1日6時間、週5日やったとしても、1か月に換算すれば10万円がやっと・・・と言う金額にしかならないのです。しかし薬剤師のパートなら、時給2,500円で1日6時間、週3日働けば、それだけでおよそ18万円にもなってしまうのです。
育児はできるだけ自分の手でしたい、だけど家計を助けるために仕事もしたい・・・そんな希望がかなってしまうのが、薬剤師のパートなのです。女性なら誰でも、子供の世話は自分でできるだけしたいと考えるものです。ですが、世間一般の人たちは、それを我慢し、子供を保育園に預けて働きに出ています。しかもそれは、1日8時間勤務である事が多く、休みは土日、といったように目いっぱい働いて、それでもやっと10万円を超える程度にしかならないのです。
そう考えると、少ない勤務で十分な収入を得る事のできる薬剤師のパートは、非常に効率的だと言えるようです。私達一般人から見ると、とてもうらやましい話ですが、薬剤師の資格を取得するために、それ相応の努力をしてきた結果なのだと思えば、納得のできる話です。世の中の景気が悪化してもなくなる事のない薬剤師の募集ですが、だからこそ、正社員としてだけでなく、パート勤務という働き方も受け入れられているのかもしれません。企業側にとっては、たとえパート勤務であっても、薬剤師不足が解消される事、そして薬剤師側にとっては、自分の都合に合わせて働くことができる点など、お互いにとって大きなメリットとなっているようですので、今後もますますパートで働く薬剤師は増えていくのかもしれません。
一方、管理薬剤師のように店舗の管理者としての立場に魅力を感じている方も多いようです。ワーカーホリックのような方は、幅広い業務内容に魅力を感じるようですね。(参考:管理薬剤師ガイド)
どちらにせよ、自分自身のライフスタイルにあった働き方がこれからは求められるようになっていくのではないでしょうかね。
Posted by もこっち at
07:10